お買い得パソコンの選び方(4K動画編集編)

お買い得パソコン

こんにちは。テレワーカーYです。

先日の「お買い得PCの選び方」では事務処理等軽い処理をするPCを選定したのですが、今回はもっと重い処理をする場合のハイスペックPCを選んでみます。

用途を決める

今回は動画配信をする場合の動画編集に使うケースを考えます。今のところ、本業の他にはブログ立ち上げるだけで手いっぱいだけど、Youtubeで動画配信する日だって、絶対来ないとは言い切れないし。一応4Kの動画の編集を視野に入れて選びます。

必要なアプリケーションソフトが何であるかを調べる

正直、動画編集は全くの未経験なので、何を使っているのかわからないのだけれど、フリーのツールで全部固めない限り、Adobeのアプリは使うだろうと思います。したがって、ここではAdobe Premiere Pro CCが快適に動作するといいう条件にします。推奨スペックはこんな感じです

CPUは「Intel® 第 6 世代以降 CPU または同等の AMD CPU」となっているのですが、まあCorei7で考えたほうがいいと思います。メモリは「4K メディア以上の場合は 32 GB」、外部記憶(SSD/HDD)は「アプリのインストールおよびキャッシュ用に内蔵高速 SSD」となっています。さらに今回は画像処理なので、ビデオカード(グラフィックボード)も考えないといけません。これは「4 GB の GPU VRAM」となっています。GPU(Graphics Processing Unit)とは、要はビデオカードのCPUです。また、「 GPU VRAM 」というのは、ビデオカードのメモリです。ビデオカード自体が一種の画像処理専用コンピュータと考えて下さい。パソコン本体同様、ビデオカードもメモリは容量が大きいほうが良いです。推奨のビデオカードリストがあるので、可能であれば載っているビデオカードを選んだほうが良いでしょう。

WindowsかMacかを決める

今回は自分で使うことを想定しているので、Windows10にいたします。

新品か中古かを決める

今回も中古優先で考えて、あまりにも無理があるようだったら新品を考えるという順番にいたします。

デスクトップPCかノート PCかを決める

4Kのディスプレイを複数枚つなぎ、快適な作業を行うことを考え、デスクトップPCにいたします。小さい筐体だと限られたビデオカードしか入らないので、ミニタワーかミドルタワーの筐体にいたします。

スペックを決める

今回は前回のCPU、メモリ、外部記憶に加えて、ビデオカードを考える必要があります。

中古PCを一つ選ぶ

実際買うとしたら秋葉原に行っていろいろ見たりもするのですが今回は通販で調達することを考えます。Qualitという横河レンタリースの直販サイトで見つけたのがこのPCです79,200円(税込)です。

CPUはi7-3.6Ghz(7700)です。7千番台は第7世代なので、一応条件を満たしています。メモリは16GBです。推奨が32GB以上だったので、足りていません。500GBのSSDと1GBのHDDが入っているので、外部記憶はとりあえずこれでいいです。ビデオカードは「新品 NVIDIA GeForce GTX1650 4GT LP」となっています。 GeForce GTX1650 4GT LP はビデオカードのメモリは4GBなので、一応セーフです。しかし推奨カードの一覧の中に GeForce GTX1650 がありません。

メモリ

16GBのメモリが2本刺されば合計で48GBになり、推奨32GBを超えます。まずはメモリスロットが空いているかどうかを調べます。「16GB(8GB*2) 2400MHz DDR4 (空 2)」となっているので、2本空いています。しかし、本当に16GBのメモリが2本刺さるかどうか、一応検索して裏を取りますDELLのページにスペックが載っていました。トータルで64GB刺さりますので、大丈夫です

7,280×2=14,560円です。中古を買うとかメルカリで調達するとかすれば、あと500円とか下げられるかもしれませんが、大した額ではないので、とりあえずこれで計算します。

ビデオカード

メモリが4Gでしたが、推奨カードリストに入っていませんでした。最初はこのまま使ってもいいと思いますが、一応推奨カードリストにあるのがいくらくらいか調べおうと思いましたが、どうもカードリストと価格.comで出てくる最新のカードの型番が合いません。そうするとリストのほうが古い可能性がありますので、カードの件は保留にします。

カードリストのタイトルにあるCUDAとは何でしょう?調べてみたら、「NVIDIA製GPUで動作する開発環境」とのことです。簡単に言うと、パソコン本体のCPUとビデオカードのGPUが協力して数値(並列)計算を行い、処理を高速化する技術です。 さらに調べてみたら、Adobe Premiere Pro CC には、これを用いたGPU アクセラレーションレンダリングという機能がついていることがわかりました。

動画処理に使うクラスのビデオカードを買おうとすると、数万円から、上はたぶん100万円以上になります。なので、とりあえず今のビデオカードで使ってみて、仮にGPUアクセラレーションレンダリングがきかないとか、遅すぎるとか問題が生じてから新しいビデオカードを探すことにします。

ディスプレイ

4Kのディスプレイを2枚買うことにします。これは中古市場に無さそうなので、安くて良さそうな新品を調べます。

1枚23,000円のがありました。2枚なので46,000円

ビデオカードからの出力は2画面でも大丈夫か

DisplayPort (Version 1.4) / HDMI 2.0b / DL-DVI-Dとなっています。DisplayPortとHDMI一つついているので良さそうです。

合計金額

79,200円+14,560 円+46,000円=139,760円

ケーブル、キーボード、マウスなどがこの他にかかりますが、それは大した額じゃありません。

ちなみに、何も考えずにクリエイター用パソコンとして売られている新品を買いに行くと、ディスプレイ抜きのPC本体だけで同じくらいかかります。

新品の中では安いほうのを選んだとしても結構しますよね。

おわりに

安く上げようと頑張ったんですが、それでも計14万くらいは行ってしまいました。まあ、今はブログだけで手いっぱいで、動画にまで手を広げる気はありませんが……。

実際に買うとしたら、動画編集の経験者にスペック持って行って、これで行けるかどうか裏を取らないといけませんね……

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