EXCELマクロにPythonが採用される可能性について

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こんちちは。テレワーカーYです。

2017年の話なのですが、MicrosoftがExcelにPythonを搭載するかを検討するため、ユーザーにアンケートを行ったそうです。

Excelに「Python」搭載検討 Microsoftがアンケート実施中
米Microsoftが、ExcelとPythonの統合についてアンケートを実施している。「需要についてよりよく理解するため、情報を集めたい」という。

今は2021年なのですが、これって今どうなっているんでしょうね。VBAも言語自体、かなりな期間改良されていないのは、やはりマクロの言語そのものを変えてしまおうとしているからなのでしょうか。もうアンケートから4年たっているけれど、何もその後の情報がないということは当分このままなのでしょうか?それとも、Officeの次のメジャーアップデートの際にPython搭載になることもありうるのでしょうか?

仮に将来マクロがPythonになったとしても、今のVBAの資産がまるっきり使えなくなると困るので、VBAとPython両方が実行できるような造りにしてほしいです。あとは「マクロの記録」がどうなるかですね。記録できるのはPythonだけにして、なるべくユーザーをVBAからPythonに誘導するということはありえそうですけれど。

まあ、今の時点では、これから自分の業務の自動化をやろうと思っている人は、まずはVBAを学んでおけばいいと思います。その上で、Python搭載のOfficeが発売になった段階でPythonを学ぶということで良いのではないでしょうか。その時になれば、たくさん参考書を書く人が現れるはずです。ただ、Python知っている人が著者だったとしても、その人がEXCELの処理に携わって習熟しているかどうかは別問題なので、本の選択には気を付けたほうが良いのではないかと思いますが。一つプログラミング言語をモノにしておくと、おそらく次からは学びやすくなります。プログラミングの基本のところは一緒なので。

それから、ネットでいろいろ見ていると、JAVA、Pythonなど後発の言語を引き合いに出して、VBAをけなすブログなどが散見されます。ほとんどはIT系のエンジニアが著者です。あまり意味のある事とは思えませんが。否定だけしていても何も生まれません。非IT企業で業務効率化をしていて、使える環境がEXCEL VBAしかないという人はたくさんいると思います。なので、まず考えるべきは彼らがどうすればもっと読みやすいコードを書くことができるかの方法です。自分なりにコードを読みやすくする工夫についても、今後考えて書いていきたいと思います。

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